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ja:specifications:protocol

以前のリビジョンの文書です


Protocol

基本仕様

命令を送信するにあたり、3文字で定義されたヘッダをまず送信し、 それに続いて各構成要素を定められたフォーマットのもと順次送信していきます。

クライアント側では全ての表現を文字列にしてから送信する必要があります。 (バイナリをそのまま送信した場合、意図しない動作をすることがあります。)

なお、コマンドラインが大文字か小文字かは区別されません。

Controller関連のコマンド

$OU (指示値の適用)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
DEVICE_ID デバイス番号の指定 0 23 0埋め,16進数表現,2byte
VALUE デバイス出力値の指定 -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

examples
デバイス101000を出力したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

$ou0a3e8

$OD (指示値差分の適用)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
DEVICE_ID デバイス番号の指定 0 23 0埋め,16進数表現,2byte
VALUE デバイス出力値の指定 -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

examples
デバイス4の初期値に-100した値を出力したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

$od043e8f9c

$PM (モーションの再生)

Attention!
後方互換性のために$MPも利用可能ですが、[[deprecated]]扱いです。

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
SLOT 読み出しスロットの指定 0 89 0埋め,16進数表現,2byte

examples
スロット4のモーションを再生したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

$pm04

$SM (モーションの停止)

Attention!
後方互換性のために$MSも利用可能ですが、[[deprecated]]扱いです。

examples
モーションを停止したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

$sm

$HP (初期姿勢への移行)

examples
初期姿勢に移行したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

$hp

Interpreter関連のコマンド

#PU (関数のプッシュ)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
SLOT 読出しスロットの指定 0 89 0埋め,16進数表現,2byte
LOOP_COUNT ループ回数の指定 0 255 0埋め,16進数表現,2byte

examples
スロット10のモーションを3回再生する関数をプッシュしたい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

#pu0a03

#PO (関数のポップ)

examples
関数をポップしたい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

#po

#RI (インタプリタの初期化)

examples
インタプリタを初期化したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

#ri

Setter関連のコマンド

>IN (モーションのインストール)

Attention!
[[deprecated]]扱いです。ver.1.2.0では廃止予定なので、基本的に後述の>MH>MFを使用してください。

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
SLOT 書き込みスロットの指定 0 89 0埋め,16進数表現,2byte
NAME モーション名の指定 --- --- 空白埋め,20byte
FUNC 関数の指定 (*1) 0 255 0埋め,16進数表現,2byte
ARG0 制御機能に渡す引数0 (*1) 0 255 0埋め,16進数表現,2byte
ARG1 制御機能に渡す引数1 (*1) 0 255 0埋め,16進数表現,2byte
FRAME_LENGTH フレーム総数の指定 1 20 0埋め,16進数表現,2byte
TRANSITION_TIME_MS 遷移時間の指定 32 65535 0埋め,16進数表現,4byte
VALUE[DEVICE_ID] デバイス出力値の指定 (*2) -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

(*1) 関数の種類と引数の意味は下表の通りです。

"FUNC"の値 機能
0 ---
1 loop,"ARG0"から"ARG1"までのフレームを無限ループで再生します。
2 jump,再生終了後、"ARG0"のモーションを再生します。

(*2) デバイスの個数は現状24個で、全てサーボモータです。

example:
以下のようなモーションをインストールするとします。

タグ
SLOT 0
NAME Test
FUNC 0
ARG0 0
ARG1 0
FRAME_LENGTH 2
TRANSITION_TIME_MS 100
OUTPUT[EVEN] 0
OUTPUT[ODD] -1

その際、送信するコマンドラインは以下の通りです。(改行は実際には必要ありません。)

>in
00Test                00000002
0064
000fff000fff000fff000fff
000fff000fff000fff000fff
000fff000fff000fff000fff
0064
000fff000fff000fff000fff
000fff000fff000fff000fff
000fff000fff000fff000fff

>MH (モーションヘッダの設定)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
SLOT 書き込みスロットの指定 0 89 0埋め,16進数表現,2byte
NAME モーション名の指定 --- --- 空白埋め,20byte
FUNC 関数の指定 (*1) 0 255 0埋め,16進数表現,2byte
ARG0 制御機能に渡す引数0 0 255 0埋め,16進数表現,2byte
ARG1 制御機能に渡す引数1 0 255 0埋め,16進数表現,2byte
FRAME_LENGTH フレーム総数の指定 1 20 0埋め,16進数表現,2byte

細かい仕様については、">IN"と同様です。

>MF (モーションフレームの設定)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
SLOT 書き込みスロットの指定 0 89 0埋め,16進数表現,2byte
FRAME_ID 書き込みフレームの指定 0 19 0埋め,16進数表現,2byte
TRANSITION_TIME_MS 遷移時間の指定 32 65535 0埋め,16進数表現,4byte
VALUE[DEVICE_ID] デバイス出力値の指定 -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

細かい仕様については、">IN"と同様です。

>JS (関節設定の初期化)

example:
関節設定を初期化したい場合に、送信するコマンドラインは以下の通りです。

>js

>HO (初期値の設定)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
DEVICE_ID デバイス番号の指定 0 23 0埋め,16進数表現,2byte
VALUE 初期値の指定 -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

example
デバイス0の初期値を100に設定したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

>ho00064

>MA (最大値の設定)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
DEVICE_ID デバイス番号の指定 0 23 0埋め,16進数表現,2byte
VALUE 最大値の指定 -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

example
デバイス0の最大値を100に設定したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

>ma00064

>MI (最小値の設定)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
DEVICE_ID デバイス番号の指定 0 23 0埋め,16進数表現,2byte
VALUE 最小値の指定 -2048 2047 0埋め,16進数表現,3byte

example
デバイス10の最小値を-1に設定したい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

>mi0afff

Getter関連のコマンド

<JS (関節設定のダンプ)

examples
関節設定をダンプしたい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

<js

その際、以下のような書式のJSONが出力されます。

{
    "settings": [
        {
            "joint": <integer>,
            "MAX": <integer>,
            "MIN": <integer>,
            "HOME": <integer>
        },
        ...
    ]
}

<MO (モーションのダンプ)

タグ 役割 最小値(dec) 最大値(dec) フォーマット
SLOT 読出しスロットの指定 0 89 0埋め,16進数表現,2byte

example
スロット0のモーションをダンプしたい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

<mo00

その際、motion.jsonと同様な形式のJSONが出力されます。 ただし、"device"に対応する値はstringではなく、 device_map.jsonで定義されているようなIDのinetegerです。

<VI (バージョン情報のダンプ)

examples
バージョン情報をダンプしたい場合、送信するコマンドラインは以下の通りです。

<vi

その際、以下のような書式のJSONが出力されます。

{
    "device": <string>,
    "codename": <string>,
    "version": <string>
}
ja/specifications/protocol.1444460056.txt.gz · 最終更新: 2021/04/01 13:52 (外部編集)